Sayuri Kobayashi

今週から映画『赤い風船』特集がスタートします。


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映画『赤い風船』より


映画『赤い風船』は、1956年にカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞、世界中で話題をさらうも、その後観る機会が限られ、存在だけが語り継がれてきました。その伝説の映画がカンヌ再出品を経て、7月に待望の再公開を果たします。


この再会にちなんだ今回の"special"は、作中に見られたパリ・メニルモンタン地区の現在と、映画『赤い風船』に影響を受けたクリエイターにスポットを当て、今なお色褪せない鮮烈な作品世界をご紹介します。


1953年カンヌ国際映画祭グランプリに輝いたもう一つの傑作『白い馬』とあわせて是非観ておきたい名作です。きっとあなたの心にある豊かな感情を揺さぶり起こしてくれることでしょう。


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映画『白い馬』より


最後に。
フランスといえば、パリ・モードの帝王、イヴ・サンローラン氏が6月1日に逝去されました。1960年代に発表されたパンツスーツ、プレタポルテへの取り組み、ポップカルチャーのドレスにおける昇華など、彼の功績は枚挙に暇なく、常に時代のスタンダード、そしてあるべきエレガンス像を築いてきました。そんなサンローランのエスプリは、私たちのライフスタイルに少なからず素晴らしい影響を与えてくれたと思います。偉大なクチュリエに感謝と追悼の意を捧げます。

Sayuri Kobayashi

"special"で展開中の「躍動する美脚の誘惑」はご覧になりましたか? ときに妖しくも美しい脚の持つ魅力を再確認し、ご自分の脚に磨きをかけていただけたらと願います。(私も頑張らなくては......)


vol.1は、「フェティッシュとしての脚」ということで、グラフィック・デザイナー、服装史家にして脚フェティシストでもある長澤均さんに「脚フェチ」コラムを書いていただきました。ここでは、脚の持つエロティシズムを語る上で、いくつかの懐かしい映画が紹介されています。脚フェチとして知られるフランソワ・トリュフォー監督の『恋愛日記』、また靴への偏愛をテーマにしたルイス・ブニュエルによる『小間使いの日記』と『哀しみのトリスターナ』、フィルム・ノワールの古典であるビリー・ワイルダー監督『深夜の告白』......。このほか、先述のフランソワ・トリュフォーの『あこがれ』、サルバトーレ・サンペリのヒット作『青い体験』も、美しい女性の脚が作品を引き立てています。


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『哀しみのトリスターナ』より。トリスターナ(カトリーヌ・ドヌーヴ演)は腫瘍で脚を切断され、車椅子の生活となり、次第に暴君と化してゆく


vol.2「見目麗しき靴たち」では、パリ在住の原正枝さんに、2008春夏の主にパリ・ミラノで見られたアーティスティックな美靴たちを紹介しています。クリスチャン・ルブタンの超ロングヒールの靴を履いたヌード女性をデヴィッド・リンチが撮影した写真も必見です。


本日公開のvol.3「レッグウエアの歴史」では、レギンスやルーズソックスといった流行を生み出してきたレッグファッションのマエストロ、鴇田章氏にインタビューしました。いまや女性の特権となっている"足元のおしゃれ"の歴史には驚きの事実が! こちらもお見逃しなく。


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鴇田さんおすすめの画期的ストッキング『指先セパレート』(お問い合わせ先:ブロンドールTel 03-3423-6789)。指先が分かれているのでまるで履いていないかのようなヌーディーさが実現

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