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パリ最新のグルメ事情が分かる「美食・快楽家たちの味覚見本市」 [ update:2008.12.03 ]

パリ最新のグルメ事情が分かる「美食・快楽家たちの味覚見本市」のメインイメージ

©Kaoru URATA

師走にさしかかる時期、早めに年末年始の料理献立を考えておきたいものだ。そんな頃合いをみて、ぜひ訪れたいのが、パリ市内北西、シャンペレー見本市会場にて年に2回(5月・12月)開催される、「Salon SAVEURS des plaisirs gourmands(美食・快楽家たちの味覚見本市)」。

フォアグラ、トリュフ、シャンパン、チョコレートなど、12月を代表し、テーブルを飾る食材たちが、ラインナップする。ここで食材や製品を販売するのは多くが地元生産者。調理方法についても詳しい説明を受けることができる。

もちろん、購入前に試食をさせてもらえる商品も多いので、店員と話をはずませ、珍味であればなおさらのこと、味を確認したい。伝統ある食文化から、新たな発見を見つけ出し、自己流の調理方法や味覚の組み合わせを導き出しながら、買物を楽しみたいものである。

数時間をあっという間に過ごして場を去る時、ショッピングカート持参の常連たちであろう人々の知恵に「次回は...」と反省。しかしふさがった両手の重みに充実感を覚える。


「Salon SAVEURS des plaisirs gourmands」オフィシャルWebサイト
開催期間:2008年12月5日~12月8日
会場:Espace Champerret


text by kaoru URATA

“シンプルに物事を見据える”メゾン・エ・オブジェの提案 [ update:2008.11.27 ]

“シンプルに物事を見据える”メゾン・エ・オブジェの提案のメインイメージ

Photo Journal by Tomoko Oka

世界的ライフスタイル展、メゾン・エ・オブジェは、多くの人の知るところ。来る2009年を見据え、テーマを何と定めたか、大いに興味をひくところだが、その答えは、ずばり「シンプル」だった。ますます混沌として、複雑になってしまったこの時代、思い切って、物事をシンプルにしてみてはどうかとの提案のようだ。

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今やこの世の中、物事が錯綜し、まるでこんがらかった糸の様に、解きほぐすすべもないほど......。そこで、明日へ向ってのシナリオを綴るに当たり、無駄な装飾や、気取った付加物を思い切って取り払い、"単にシンプルに"してみては如何かとの誘い。それは本質への回帰であり、もっと奥深いものをさす。

より快適な、より豊かなライフスタイルを目指すべく煽り立てられた都会人は、確かな根を持たない事にやっと気づき、都会と田園(田舎)との新たなバランスの真価を見出す事となる。そして、自然とテクノロジーが人間を生態系の中にひき戻し、シンプルでつつましい心豊かな生活を取り戻す事の大切さを痛感させる。

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これまで、より快適な生活を求めようとただ心が逸り、生活の速度をいたずらに早めて来た我々は、より良く生きるためには、"減速した生活"(スローテクと名付ける)が、如何に安らぎと安心をもたらすものであるかを、改めて知るところとなる。スマートな形での富の放棄にも、時に納得。"シンプルな生活思想"を蘇らせるためには、"自然の再検討"が不可欠である事をも確認する。そして、行きつくところは、人間生活の基本、"ファームライフ"、つまり大地への回帰。人々は、シンプルな田舎暮らしに喜びを見出し、農業界における動植物の美しさを再発見するだろう。

メゾン・エ・オブジェは、2009年最新トレンドのテーマに"解毒剤"(アンティドット)をも加えている。世界不安から人々を解放するため、明るく幸福な生活空間を改めて創出する事をクリエーションの核とするとの宣言だった。

今こそ、我々は、シンプルに物事を見据える時期にさしかかった。シンプルとはごまかしのきかない、究極の真理である事を痛感しつつ......。


Maison & Objet(メゾン・エ・オブジェ)
期間:2008年9月5日(金)~9月9日(火)(*年2回)
会場:パリノール見本市会場


■verita関連記事"Daily News"生活空間と自然との対話「アウトドア・インドア」@メゾン・エ・オブジェ

住宅展示場×現代アートが初めてコラボレート!「横浜アート&ホームコレクション」 [ update:2008.11.26 ]

住宅展示場×現代アートが初めてコラボレート!「横浜アート&ホームコレクション」のメインイメージ

大巻伸嗣<ECHOES-INFINITY:AICHI>(2007) 東京画廊+BTAPより

住宅展示場でのアートフェア「横浜アート&ホームコレクション」が11月28日~29日、横浜のみなとみらいにある大規模な住宅展示場、横浜ホームコレクションにて開催される。

17棟ものモデルホームが現代アートとコラボレートする、日本初の試み。玄関も、リビングも、キッチン、バスルーム、ベッドルームも――すべてがアート空間に。横浜美術館監修のもと「アートとくらし」をテーマに、個性的なモデルホームの特色を生かした展示が展開されるほか、お気に入りのものが見つかれば、購入することも可能。また、フェア期間中は住宅とアートをテーマとしたトークやシンポジウムも開催される。

1126_2_s1.jpg(写真:左から)永岡大輔<untitled>(2008) hpgrp GALLERY 東京より、榎本耕一< Untitled>(2008)hiromiyoshiiより

インテリア、ECO、最新のキッチンやバスなど、それぞれ見どころがあって、とても個性的。20店以上に及ぶ出品ギャラリーは、日本の現代アート特集でご紹介した注目のギャラリーが多く参加している。

すべての展示を見て歩くだけでも大満足のボリューム。あなただけの"ドリームハウス"を探しにいってみては?

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「横浜アート&ホームコレクション」
開催期間:2008年11月28日(金)~11月29日(土)
時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)
会場:横浜ホームコレクション(住宅展示場・横浜美術館となり)
料金:¥1,000(中学生以下無料)
※チケットは各日程の入場パスへの引き換え時間ごとに購入いただけます(引き換え時間:11:00-14:00、14:00-17:00、17:00-19:30)。パス引換後は、同日の滞在時間の制限・再入場の制限なし
ご購入先:
ヨコハマ・アートナビ オンラインチケット
電子チケットぴあ
チケットぴあ 電話予約 Tel:0570-02-9999(Pコード:614-221)
ほか、横浜美術館ミュージアムショップ、ZAIM(ザイム)にて

【出展予定ギャラリー】(50音順)
Art Jam Contemporary(東京)、ヴォイス・ギャラリー pfs/w(京都)、hpgrp GALLERY 東京(東京)、ギャラリーカウンタック(東京)、GALLERY SIDE 2(東京)、ギャラリー四門(横浜)、ギャラリー16(京都)、ギャラリーパストレイズ(横浜)、ギャルリーパリ(横浜)、児玉画廊(京都)、小山登美夫ギャラリー(東京)、G/P Gallery(東京)、Takuro Someya Contemporary Art(東京)、谷門美術(東京)、東京画廊+BTAP(東京)、南天子画廊(東京)、ピクチャーフォトスペース:Viewing Room(大阪)、ヒロミヨシイ(東京)、ブリッツインターナショナル(東京)、magical, ARTROOM(東京)、山本現代(東京)ほか

【モデルホーム】(50音順)
旭化成へーベルハウス、Kaz&Associates、JPホーム、スウェーデンハウス、積水ハウス、積水ハウスシャーウッド、ダイワハウス、TGAハウジング、東急ホームズ、ハウゼ、三井ホーム、三菱ホーム、MIZUTANI、住友林業


■お問い合わせ先:横浜アート&ホームコレクション展実行委員会 Tel:045-221-0212
「横浜アート&ホームコレクション」Webサイト

ハート、星型、ダイヤがギャラリーいっぱいに!「Heart of Shapes」展 [ update:2008.11.20 ]

ハート、星型、ダイヤがギャラリーいっぱいに!「Heart of Shapes」展のメインイメージ

イタリアのプレミアム・カジュアル・ブランド「DIESEL」では、11月22日(土)より「DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA」にてKEIKO+MANABUによる展覧会「Heart of Shapes」を開催する。

ハート、星型、ダイヤのかたち。子供の遊びのようなかたちを大きくたくさん作り、ギャラリーいっぱいに積み上げる。すっぽりと中に入ったりくぐり抜けたり、日常にはないけれど、なんだか懐かしい秘密基地のような場所。材料は、板紙というチョコレート包装の中敷に使われる強度のある再生紙。日常生活から回収された紙が、会期中だけキラキラの空間となってギャラリーに現れ、その後再生されて日常生活の中へと戻っていく。

KEIKO+MANABUは、内山敬子と沢瀬学を中心に設立されたデザインチーム。「ピアスから都市計画まで」をコンセプトに、プロダクト・グラフィックからインテリア・建築・都市計画まで、世界中で幅広いデザイン活動を行っている。

材料にリサイクル可能な再生紙を使用した、エコなアート展。DIESELの冬のアイテムチェックとともに、併せて要チェック。


「Heart of Shapes」
会期:2008年11月22日 ~2009年2月8日
会場:DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA
東京都港区南青山6-3-3
TEL:03-6418-5323
営業時間:1F STORE 11:00-20:00/2F GALLERY 13:00-20:00
アーティスト:KEIKO+MANABU

KEIKO+MANABU オフィシャルWebサイト

CO2ゼロ・エミッションを実現する新世代カー「Smart」 [ update:2008.11.17 ]

CO2ゼロ・エミッションを実現する新世代カー「Smart」のメインイメージ

今年のパリ・モーターショー(Mondial de l'Automobile)に陳列した各社メーカーは、グリーン、エコロジーを全面的に提唱した。2年前には、指折り数えるほどの企業のみが実践していたように思われるが、近年では急速に、自動車産業は環境保全のためへの取組をせざるを得なくなってきた現実に迫られている。

ダイムラー社のメーカー「Smart」は、都会人の行動を考慮した2人乗り「smart for two」を発売して10年を迎え、今日までに100万台を販売してきた。既存の石油で走るモデルも、CO2排出88g/kmと同等の車種と比較すると、首位の成績を保ってきた。現在世界37カ国で販売されている。

1117_2_s1.jpgそして、未来をもっと快適に走るために、このたび、リチューム・イオン・バッテリーでCO2ゼロ・エミッション(廃棄物ゼロ化)を実現する「Smart」が誕生した。実験的に、2007年暮れより、ロンドン市内を100台がモニター運転されており、不具合な点を改善している。

本社があるドイツでは、政府の援助も得て、"e-mobility Berlin"プロジェクトを発足した。これは、電気エネルギー供給企業「RWE」とダイムラー社の共同で、前者が市内に500の充電所を設置し、後者が100台の電気Smartを提供する。人々の関心を集め、CO2ゼロ・エミッションの意味を浸透させていくためにも、教育が当初は必要になることだろう。「明日の移動は、グリーン。自動車を生み出した弊社は、改善していくことも惜しまずつづける」と、ダイムラー社の代表者、Dieter Zetsche(ディーター・ゼッツ)氏は語る。

ダイムラー社 オフィシャルWebサイト
ダイムラー社「Smart」Webサイト


text by kaoru URATA

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