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自然環境によって変化する銀色の世界 [ update:2008.08.19 ]

自然環境によって変化する銀色の世界のメインイメージ

《 Aluminum Landscape》 2008年 撮影:木奥恵三
Aluminum Landscape 2008 Photo : Keizo Kioku

只今東京都現代美術館ので開催中の「パブリック・スペースプロジェクト」。サンクンガーデンと呼ばれる中庭のような場所に、突如、銀世界が出現。岡田公彦氏がアルミニウムを使用した22m×41m×6.5mの作品を設置し、その日の天気や時間によって見え方が変化していく風景を創り出す。

屋外のスペースにあるので、周りを歩き回りながら鑑賞したり、エントランスロビーやパブリックプラザからその全貌を見下ろすことも。建築家の岡田氏ならではの、環境によって素材が活きる実験的な試みを体感してみてほしい。


MOT×Bloomberg パブリック・スペースプロジェクト 岡田公彦
期間:2008年7月26日(土)~9月28日(日)
会場:東京都現代美術館 サンクンガーデン(B2F)
東京都江東区三好4-1-1
休館日:月曜日(ただし9月15日、22日は開館)
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
※休館中も10時から18時まで、正面入口脇パブリックプラザより作品をご覧頂けます
Tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)
観覧料:無料(どなたでも自由にご覧頂けます)
主催:財団法人東京都歴史文化財団、東京都現代美術館、Bloomberg

※同時開催
「パラレル・ワールド もうひとつの世界
「スタジオジブリ・レイアウト」展


■verita関連記事"news" Another Geography+Suspended Figure@DIESEL DENIM GALLERY AOYAMA

「Alyah Beth展」イスラエルの旗を掲げる若者たち [ update:2008.08.18 ]

「Alyah Beth展」イスラエルの旗を掲げる若者たちのメインイメージ

Paritta号 photo© Yad Vashem.

イスラエルが建国されたのは、1948年5月14日。今年で建国60周年を迎えた。パリのマレ地区にある、ユダヤ教資料館(Mémorial Shoah)では、「Alyah Beth」展が開催されている。

これは、第二次世界大戦後、収容所から解放されたユダヤ人たちが、フランスからEretz Israël(ヘブライ語でパレスチニアの意)に移民した背景を語る内容である。この"Alyah"もヘブライ語で、聖なる地に移民するユダヤ人のことをさす。

主にドイツやオーストリアに生き残ったユダヤ人たちは、イギリスと米国の軍事下により管理されていたキャンプ「Displaced Persons=D.P」に身を寄せた。家族や友人と再会することができた者たちもいれば、全てを失いながらも、結束感に助けられ、人生を再建することをあきらめなかった。

1945年~1948年の3年間で、およそ7万人のユダヤ人たちが、違法な行為でありながら、船で聖なる地へと移民を試みた。成功確率は非常に低かったが、フランスは、ユダヤ人解放に積極的であったこともあり、パレスチニアにおけるユダヤ人の存在を懸念するイギリス政府と対立した。実際には、どれだけのユダヤ人が聖なる地にたどりつけたのか、正確な数字はどこにも記録されていない。

2.jpgイスラエルの旗を掲げる若者たち © Mémorial de la Shoah / CDJC - United States Holocaust Memorial Museum

「Alyah Beth」展
会期:2008年5月6日~2008年9月28日
会場:Mémorial de la SHOAH
住所:17 rue Geoffroy-l'Asnier 75004 Paris


text by Kaoru URATA

一目で魅了する映画ポスターの世界へ「フランス映画 オリジナルポスター展」 [ update:2008.08.14 ]

一目で魅了する映画ポスターの世界へ「フランス映画 オリジナルポスター展」のメインイメージ

『港のマリィ』(1949年)マルセル・カルネ監督

なぜ映画ポスターは私たちを魅了するのか。それは、貼るだけでハイセンスな空間デザインを可能にする、アートポスターとしての役割だけはない。紙面のビジュアルの中に映画の内容を凝縮させ、大衆の興味を喚起して映画館に呼び寄せるという、宣伝材料としての使命。その力強いアピールメッセージは、見た者の心を掴んで離さない。また、映画に対する懐かしさや想い出、思い入れといった感情とさらにシンクロすることで、より一層、ポスターに特別な感情を抱かせてくれる。

そんな映画ポスターに、さらなる価値を加える"オリジナルポスター"(初上映時に製作された初版刷りのもの)に焦点を当てた展覧会が渋谷のロゴスギャラリーにて開催される。1950~80年代のオシャレなフランスものを中心に、それぞれの作品にまつわるエピソードなどの解説を付けて紹介。過去開催した映画ポスター展で常に人気が高い作品はもちろんのこと、ロゴスギャラリーならではのマニアックな作品や、オールドファンも楽しめる懐かしの名画作品など、今回初めてお披露目するポスターも多数集まる。

0814_2_s1.jpg『モンパルナスの灯』(1958年)ジャック・ベッケル監督、『裸で御免なさい』(1956年)マルク・アレグレ監督

さらには、貴重な映画宣伝資材であるプレスブックやスチールセットも展示販売。これらはその作品のポスターが高額になってしまった名作や人気作品でもまだまだお手頃な価格で手に入り、また映画の資料としてはポスター以上の価値があるとも言える。カンヌ映画祭で関係者に配布された貴重なオフィシャルバッグなど、珍しいアイテムも用意しているというから驚きだ。

映画やアートポスターが好きな人はもちろん、おしゃれなフレンチアートを純粋に楽しんでみて!


フランス映画 オリジナルポスター展 '08 COLLECTION
期間:8月15日(金)~8月27日(水)
会場:ロゴスギャラリー
(渋谷パルコ パート1 / B1)
Tel:03-3496-1287
時間:10:00~21:00最終日~17:00)
無料

伝説のライブハウスの創始者、ビル・グレアムの軌跡を辿るポスター展 [ update:2008.08.12 ]

伝説のライブハウスの創始者、ビル・グレアムの軌跡を辿るポスター展のメインイメージ

ビル・グレアム――60年代から70年代にかけてのロック黄金期に興味のあるものならば、この名を一度は耳にしたことがあるだろう。ベルリンに生まれ、ユダヤ人迫害を逃れ、アメリカにて少年時代を過ごしたビル・グレアム、その彼が1965年に創設したサンフランシスコのライブハウス「フィルモア・オーディトリアム」は、ロックとアートをはじめとする複数のカルチャー・ソースが自然に融合する場所として機能し、わずか5年足らずで閉鎖されてしまったにもかかわらず、数々のビッグ・アーティストを生み出した伝説の場所。それはまさしくサンフランシスコ・ルネッサンスとも言うべきサブ・カルチャーの形成に大きな功績を上げた。以後、ロックの殿堂を次々に創設し、モンタレー、ウッドストックをはじめとした歴史的なロック・コンサートを成功に導いた彼は、カリスマ的なプロモーターとしての名を不動のものとした。

0812_1_s1.jpgSOCIAL GALLERYでは、「フィルモアから始まったカルチャー:ロックとアートのみちしるべ」と題し、その歴史の一部を、貴重な60年代フィルモアのオリジナル・ポスターを中心に展示。加えて、その後の70年代に"スタジアム・ロック"という新たな概念において開催されたレッド・ツェッペリンやザ・フーなどの公演ポスターなども併せて披露する。

期間中は、ロックファンにはたまらない、オリジナル・ポスターの展示販売(*)も行われる予定。ビル・グレアムが築き上げたロックとアートの世界を感じてみてほしい。

*グレイトフル・デッド、ジェファーソン・エアプレイン、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョブリン、ドアーズ、グレートフルデッド、モリソン、ヴェルヴェットアンダーグラウンド、ドノヴァン等。販売価格¥20,000~。


BILL GRAHAM: Fillmore Auditorium
「フィルモアから始まったカルチャー:ロックとアートのみちしるべ」
会期:8月22日(金)~8月31日(日)
会場:SOCIAL GALLERY
東京都渋谷区渋谷1-22-5 1F 
無料
お問い合わせ先:GUTHRIE(ガスリー) Tel:03-5778-3052

“グラフィックの魔術師”永戸鉄也の個展、都内3カ所同時開催 [ update:2008.08.11 ]

“グラフィックの魔術師”永戸鉄也の個展、都内3カ所同時開催のメインイメージ

大胆な構成で見る者の心を揺さぶるコラージュ、高解像度化されたデジタル写真・・・・・・。永戸鉄也の作品は、その唯一無二の作風で、音楽、ファッション、アートなど、各界から高い評価を得ている。その多彩な作風を3つのラインに大別し、同時多発的に都内3箇所で展覧会を開催するという、挑戦的なプロジェクトが8月19日にスタートする。

中でも特に注目したいのが、スーパー・デラックス(六本木)で開催されるデジタルコラージュ展の会期中に行われる、作家初の企画イベント「音と視覚表現のあいだ flat session」。音の近くで活動する永戸自身と音楽家達によるコラボレーションで、永戸はギタリストの秋山徹次を迎え、ライブコラージュ(*)を行う。

0811_2_sub1.jpg永戸鉄也の脳内からアイデアが溢れ出る過程を目撃できるまたとないチャンス。見えているものの先にある何かを目にするかもしれない。

*ライブコラージュとは:コラージュ制作を行いその過程や部分を写真撮影してゆく作家の制作方法/視点をビデオカメラをとおしてスクリーンに投影する即興映像パフォーマンス。


永戸鉄也トーキョーツアー2008
[展覧会1/コラージュ展]Tone Karma トーンカーマ
会場:リトルモア地下(原宿)
会期:8月19日(火)~ 9月3日(水) ※月曜休
時間:12:00~19:00
入場料:¥200

[展覧会2/写真展]Needle Juice ニードルジュース
会場:PUNCTUM(京橋)
会期:8月19日(火)~9月3日(水)※日月祝休
時間:13:00~19:00(最終日17:00まで)
入場料:無料

[展覧会3/デジタルコラージュ展]flat session フラットセッション
会場:スーパー・デラックス(六本木)
会期:8月19日(火)~9月3日(水) 
【永戸鉄也トーキョーツアー2008開催記念イベント】
音と視覚表現のあいだ flat session フラットセッション
8月28日(木) 18:00~23:00
料金:¥1,500
参加予定アーティスト:永戸鉄也、秋山徹次、鈴木ヒラク、KYOTARO、beermike、岸本智也、昆野立、中村賢治GROUPほか

永戸鉄也 オフィシャルWebサイト

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