フェア・トレード組織、Max Havelaar社の歩み [ update:2008.10.06 ]

コーヒー豆を乾燥させる作業風景 ©LOBODIS
フェア・トレードで知られるメーカー、Max Havelaar(マックス・ハヴラー)社が、オランダに設立されて20周年を迎える。フランス支部が開設したのは、1993年のことである。
それ以来、年々Max Havelaar社が展開する商品の売り場面積は、フランスでも着実に大手量販店でも広がっている。現在コーヒー産業において、生産者への妥当な賃金と労働条件を保障するフェア・トレードを民主化する動きは、アジア、南米、アフリカ大陸に点在し、50万世帯の生活を支えている。
とりわけヨーロッパ、EU諸国では、物価の上昇に伴い、他の商品と比較すると「高い」価格帯に位置付られるフェア・トレード商品。輸入する国が不安定な経済状況下でも、一定金額が保障されることで、地元生産者たちの生活は確保されるわけだ。
インド、ラオス、インドネシアの3カ国で生産されるコーヒー豆をブレンドしたHIN LAOは、口当たりがまろやか。少々の酸味が、梨のような甘みを表現する。チョコレートの風合いを口の中に残す
現在、Max Havelaar社は2000種類の商品を展開する。コットン、コーヒー、砂糖、米などの原材料がメインであるが、有機栽培に基づいたコスメティック用品へも力を入れていくそうだ。企業設立20周年を記念して、パリ市も協賛した、コーヒーの栽培、流通、消費にいたるまでのプロセスを展示会にしたイベントの開催が、Quai de Bercy(ベルシー橋)至近で、10月3日~19日まで予定されている。
■Max Havelaar オフィシャルWebサイト(英語)
■Lobodis オフィシャルWebサイト(HIN LAO 関連サイト)
text by kaoru URATA









