物語やファンタジーに見る世界“パラレル・ワールド”への招待 [ update:2008.08.01 ]

ユーグ・レプ 《エデン》
2003年 Photo:Hugues Reip
誰もが一度は想像したことがあるだろう、物語やファンタジー、SFで語られる"パラレル・ワールド"。現在、日仏交流150周年の記念事業として東京都現代美術館で開催中の「パラレル・ワールド もうひとつの世界」展では、カンヌ生まれのフランス人アーティスト、ユーグ・レプと、彼が共感する10人のアーティストによってその世界が、目に映る作品として創られている。
映像やネオンなど多彩なメディアを使ったユーグ・レプの代表作を一堂に展示。巨大化した植物の中で自分が昆虫のように小さくなったかのような錯覚を覚える《エデン》や、ユーモラスな霊たちが映し出されては消える《白い精霊》など、不可思議でありながら、暖かみにあふれた彼のイマジネーションの世界が披露される。
ミシェル・ブラジー 《パットマン10》
2005年 【参考図版】 Photo:Eternal Network courtesy of Art : Concept, Paris
さらに集結した10人には、日仏の現代美術シーンを代表する実力派が並ぶ。ロラン・フレクスナー、アラン・セシャスらのベテランから、フランスで最も活躍したアーティストに贈られるマルセル・デュシャン賞を2003年に受賞したマチュー・メルシエ、食材を使ったインスタレーション作品で知られるミシェル・ブラジー、フランソワ・キュルレなど、1960年代生まれを中心としたフランス現代美術注目のアーティスト。日本人アーティストは、独自の世界観で国際的な活躍をする内藤礼、曽根裕、名和晃平が参加。特に内藤礼の新作インスタレーションは、幅4.5メートル、奥行き9メートルの広大な空間を使ったもので、展覧会のなかでもハイライトのひとつとなっている。
アラン・セシャス 《霧の日々 VI.出会い》
2006年 © Alain Sechas-ADAGP Photo:Florian Kleinefenn courtesy of the artist & Galerie Chantal Crousel
「パラレル・ワールド」の体験に加え、紹介される機会の少ないフランス現代美術を鑑賞できることも大きな魅力。日常には存在しない、もうひとつの世界へ足を踏み入れて、新鮮な感覚に触れてみてほしい。
■パラレル・ワールド もうひとつの世界
期間:2008年7月26日(土)~9月28日(日)
会場:東京都現代美術館 企画展示室2階・3階
休館日:月曜日(ただし8月11日、18日、9月15 日、22日は開館)
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
東京都江東区三好4-1-1
Tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)
観覧料:一般¥1,000(800)、学生¥800(640)、中高生・65歳以上¥500(400)
*()内は20名以上の団体割引料金
※企画展のチケットでMOTコレクションもご覧頂けます
【参加アーティスト】
ユーグ・レプ
ミシェル・ブラジー
フランソワ・キュルレ
ロラン・フレクスナー
ダニエル・ギヨネ
ジャック・ジュリアン
マチュー・メルシエ
内藤礼
名和晃平
アラン・セシャス
曽根裕









