新たな価値を創造する。アート & エコロジー「エコゾフィーの実践」 [ update:2008.06.23 ]

1 Tray of Tar White fragments 2003 by Mark Dion
GYREのコンセプト"SHOP&THINK"の表現を目的として、4月よりスタートしたEYE OF GYRE発のプログラム「SHOP & THINK」シリーズ。続くVOL.2「エコゾフィーの実践」が、6月20日(金)より開催中。
本展では、今は亡きフランスの哲学者フェリックス・ガタリ(*)の提唱した「エコゾフィーの実践」をアーティストの役割において想定し、東京のアートシーンを代表する6つのギャラリーと、そのギャラリーが推薦する10名のアーティストの組み合わせを実現。"環境(ギャラリー)"、"社会的諸関係(アーティスト)"、"人間的主観性(鑑賞者)"という、3つのエコロジー的領域に踏み入れる。
「6 Bird」より 2000 by Mark Dion *作品一部
"エコゾフィー"とは、「環境=生態学的哲学」という意味の造語で、あらゆるレベルにおける生態――つまり、環境の生態のみならず、心や社会の生態を考えてみることを指す。
ものごとを地球規模で捉え、しかも物質的・非物質的な有形無形の財の生産の目標を新たに設定し直すこと。政治・経済や、社会的な今までの規範を超えた、文化的な活動を行うこと。エコロジー的危機に対する真の答えもまた、"エコゾフィー"の視点が導いてくれることだろう。
世界がグローバル化している現代において、経済的な効率性や画一的なスタンダードだけを追求するのではなく、新たな審美的価値を創造することが大きな役割とされるアート。その可能性を、"エコゾフィー"を通して体感してみてほしい。
*フェリックス・ガタリ(1930~1992):精神科医にして哲学者であり、ラジカルな社会活動家。80年以降はエコロジー運動に共感し、環境・社会・精神を横断的に関連付け、独自の理論を展開する。
タール漬けの鳥 2003 by Mark Dion
EYE OF GYRE "SHOP&THINK"シリーズ VOL.2
アート & エコロジー「エコゾフィーの実践」
会期:6月20日(金)~ 8月31日(日)
会場:EYE OF GYRE(GYRE 2F)
東京都渋谷区神宮前5-10-1
主催:GYRE
キュレーション:飯田高誉
アートディレクション:武松幸治+EPA
協力ギャラリー:
アラナニウラノ / ギャラリー小柳 / 小山登美夫ギャラリー/ シュウゴアーツ
/スカイ・ザ・バスハウス / 山本現代
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