カテゴリー

ライフスタイル再思考のすすめ インテリア見本市 メゾン・エ・オブジェより [ update:2008.06.12 ]

ライフスタイル再思考のすすめ インテリア見本市 メゾン・エ・オブジェよりのメインイメージ


Photo Journal by Tomoko Oka

世界横断的な視野に立ち、ホームファッション及び、関連装飾芸術の包括的な分野に渡って斬新な提案を続けている「メゾン・エ・オブジェ」は、ライフスタイル創造の場として、ビジネスの場として、高い評価を得ている。そこで、新たな才能や素材を発掘しようと、世界中から人々が押し寄せる。

今年もパリのパリノール見本市会場で行われたメゾン・エ・オブジェは、来るシーズンのインスピレーションを「夢幻(=オニリック)」と定めた。"家は、究極の自由空間であるべきもの"との視点に立ち、個人個人が、独自に創造力を膨らませ、それぞれが好む生活のあり方を創り出そうとの呼びかけである。そのトレンドメッセージの一端をご紹介しよう。

ほとんど、そこに(=プレスク ラ)
一面真っ白の世界に身を置き、無の状態に浸る体験への誘い。殆ど手の届くところにあるのに、その物の形がよく見えない。目を凝らし、しっかりと、物を見つめ直そうとのすすめ。

変容(=トランス・フォーム)
本来あるべきと信じていた姿形が、突然変化する瞬間を捉える、変容体験への誘い。変容させる事は、意図的な破壊。同時に、再構築を意味する。変容する瞬間は、動態の静止画像の美を見る事であり、その動く過程も、かけがえのない美学だ。

0612_1_s1.jpgさて、世界中から、選りすぐりの参加者が集まる中、日本勢の顔もちらほら。特記すべきは、山形県の山形工房による、日本固有の折り紙手法をもとに、折り曲げる事の限界を極めて作り出された椅子。

そして、400年もの伝統に裏打ちされた会津塗の確かな技術と今の感性を融合させた福島県会津若松発のブランド、BITOWAによるインテリア作品。会津塗りのテーブルにシャンパングラスがよく似合う。

百数十年の伝統を誇る京和傘を雨の日にさす傘を変容させたHIYOSHIYAの照明器具は、心和紙を通す穏やかな光が心を癒す。

メゾン・エ・オブジェ(Maison&Objet) オフィシャルWebサイト

このページのトップへ戻る

サイト内検索