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数奇な運命を辿った王妃 マリー・アントワネットの生涯 [ update:2008.06.05 ]

数奇な運命を辿った王妃 マリー・アントワネットの生涯のメインイメージ

Marie-Antoinette en grand costume de cour 1778年
作家:Vigée-Le Brun(Elisabeth)
© 2007 Kunsthistorisches Museum mit MVK und ÖTM Wissenschaftliche Anstalt öffentlichen Rechts

マリー・アントワネット(Marie Antoinette)は、1755年にオーストリアに生まれた。誰もが、15歳の若さにして、フランス国王ルイ16世の王妃になることを想像していなかった。ヴェルサイユ宮殿に迎えられ、文化的教養を深めるための教育を受けるが、初々しさと美しさがもてはやされ、結婚、出産といった人生の節目を祝福するセレモニーは盛大に行われた。王妃としての役割を忘れ、趣味・娯楽に走る浪費癖のあるマリー・アントワネットに助言と忠告を与え続けたのは、母親のマリー・テレーゼである。

「私が納得する肖像画を完成させた唯一の画家」とマリー・アントワネットが認めた、Elisabeth Vigée-Le Brun(エリザベット・ル・ブラン)は、透き通るような肌、小さな口元を強調して、優雅で気品に溢れる存在の作品を残した。1778年の作品、Marie-Antoinette en grand costume de cour(宮廷装束をまとうマリー・アントワネット)は、「いつの日か、我が娘の描写を完成させた作品に出会えること」を期待していた母親に贈られた、最後の作品となる。

現在でも、象徴的な女性として語り継がれるマリー・アントワネット。彼女の劇的な人生を辿る展示会が、グラン・パラ美術館で、6月30日まで開催中。


「マリー・アントワネット」展
期間:2008年3月15日~6月30日
会場:グランパレ美術館(Galeries nationales du Grand Palais)
3, ave du Général Eisenhower
Tel:01-44-13-17-17
10:00~22:00(木曜日は20:00まで / 火曜日定休)

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text by kaoru URATA

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