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ファッションの創造性を支えるテキスタイルの役どころ [ update:2008.05.22 ]

ファッションの創造性を支えるテキスタイルの役どころのメインイメージ


Photo Journal by Tomoko Oka

世界的なテキスタイル展、プルミエール・ヴィジョンは、ファッション界のキーワード、「創造性」を推進力に掲げ、鮮度と品質の高い魅惑的提案をし続け、世界のファッショントレンドを牽引する大きな役割を果たしている。テキスタイル業界ではアパレルに先駆け、半年先のシーズンの提案を行うため、すでに2009年春夏のトレンドが発表されている。何事も先取り時代、一年先のトレンドを覗き見して、この夏を過ごしてみてはいかが?

プルミエール・ウィジョンのファッション・ディテクターを務めるパスカリーヌ・ヴィルヘルム女史は、来るべきトレンドについて笑顔で語ってくれた。「軽さ、喜び、ユーモアに溢れ、楽しく、時として、笑いたくなる様な感じ」だと。世界情勢が依然厳しい折り、"明るく、楽しく"との呼びかけを、歓迎しない人はいないだろう。

0522_2_s1.jpg「カラーが雄弁に語り出すシーズンの到来!」と、自信ありげに輝く色彩は、パステルからヴィヴィッドまで、大胆で、元気一杯。明度も上がり、明るい雰囲気。時に、幾つもの色が交錯し少々濃厚な感もあるが、それもまた楽しい。若葉の緑、トロピカルカラーの赤や黄色、オレンジ、時々蛍光色も加え、意欲的なイメージを創り出す。一方、グレーと白が重要な位置を占める。

柄については、水玉、ストライプ、そして丸みを帯びた花柄も飛び出した。鮮やかな色でくっきりとした線描きの草花柄も見逃せない。絵画風の大柄は存在感があり、水彩画風のテクニックによる抽象柄も新鮮。カントリー調は都会的に洗練して。不規則な幾何柄があると思えば、小さ過ぎて遠目には無地に見えるミクロ柄もある。刺繍やアップリケで柄を立体的に表現する事もしばしば。

忘れてはならないのが、「素材感」。軽さは求められても、薄さに拘らず、むしろ嵩高感が新鮮。光沢感は控えめで、奥深く。透明感に取って代わる半透明感。表面感はより心地よさが求められ、殊に、繊細なさざ波状には注目。相反する性質が共存するテキスタイルも魅力。それから21世紀の課題を履行するのに"天然素材と人工素材の巧みな混合"は欠かせない。

さて、どんなテキスタイル志向で、あなた流のスタイルに臨む?


プルミエール・ヴィジョン(PREMIéRE VISION)
5つのカテゴリ(*)を持つファッションとテキスタイルの総合見本市、プルミエール・ヴィジョン・プリュリエルの中核をなす。
*エクスポフィル(糸と繊維)、(テキスタイル)、ル・キュイール・ア・パ リ(皮革)、インディゴ(テキスタイルデザイン)、モーダモン(服飾資材)の5つ

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