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川俣正が提示する〔通路〕の可能性 [ update:2008.02.13 ]

川俣正が提示する〔通路〕の可能性のメインイメージ

《椅子の回廊》サルペトリエール病院サン・ルイ教会、パリ(1997)
photo© www.leovanderkleij.com

近年ますます注目されるようになった、制作の<プロセス>を重視するアートの流れにおいて、国内外で欠かすことのできない重要な作家として高い評価を受けている造形作家、川俣正。東京都現代美術館では彼の仕事を振り返り、かつ今後の作家の展望も示すものとして、4月13日(日)まで「川俣正〔通路〕」を開催している。

0213_1_s3.jpg《デストロイド・チャーチ》ドクメンタ8、カッセル(1987)
photo© www.leovanderkleij.com

また今回の展覧会にあたり、美術館を〔通路〕にするという新しいプロジェクトを実施。学生時代を含む過去30年にわたる川俣正の作品資料や模型の公開に加え、未完のプロジェクトや、これから始まるプロジェクトも随所に配置する。

0213_1.jpg《ワーキング・プログレス》アルクマー(1996-1999)
photo© www.leovanderkleij.com



0213_1_s2.jpg《ワーキング・プログレス》アルクマー(1996-1999)
photo© www.leovanderkleij.com

通常は「貯蔵庫」「展示」といった機能が前面に出される美術館。そして、場所と場所との中間領域や敷居、あるいは迂回路でもあり、接触領域(コンタクトゾーン)でもある〔通路〕。果たしてどのようにしてその空間や機能を変容させるのか? 国内外で数々のプロジェクトを手掛けてきた川俣正にとっても、今回東京の美術館で初めての個展となる。あなたの目で、身体で、〔通路〕の可能性を感じ取ってほしい。


「川俣正〔通路〕」
期間:2008年2月9日(土)~4月13日(日)
会場:東京都現代美術館 企画展示室1階+地下2階
休館日:月曜日(ただし2月11日(祝・月)は開館、2月12日(火)は休館)
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
東京都江東区三好4-1-1
Tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)
※同時開催「MOTアニュアル2008 解きほぐすとき」展 

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